5月20日(月)【もうできない!!!】
一年生のうちは、看護師としての倫理や定義を学ぶ基礎看護学や、身体のメカニズムを知るための基本となる形態機能学などを学習します。
しかし、何よりもわたしが苦戦しているのは実習です。
体位(うつ伏せや仰向けではなく、仰臥位や腹臥位という専門用語で覚える)変換や、車椅子移動などいろいろありますが、中でもわたしが最も苦戦しているもの。
それは、ベッドメイキングです。
なーんだ、そんな簡単なのもできないの?と思われる方も中にはいるかもしれません。ベッドメイキング、甘く見てはいけません。
シワ1つなく、決まった広げ方、何よりも患者さんが生活するベッド上で快適な生活を送っていただけるよう、配慮してわたしたちはベッドメイキングをせねばなりません。
しかし、できないのです。最後、側面にシワができるのです。足元折り込む前にはなかったシワが、折り込んだ後出てくるのです。もう本当にどこから出てくるの!!!
ファンメディ子さんにすかさず連絡、相談すると、「シーツのしわは褥瘡(じょくそう※)の原因になりますよ」と返信が。はい、そうなんです、たかだかシワと思われるかもしれませんが、患者さんの安全を妨げてしまうシワなのです。そのシワ、なぜできるのでしょうか。
ベッドメイキングが得意だというファンメディ子さん(ただただうらやましい)にコツを教えてもらいましたが、やれどもやれども、シワはできる。放課後残っても、朝早く行っても、シワはできる。
なんでできないの、わたし!
なんでできるの、シワ!
※褥瘡(じょくそう)のこと5月21日(火)の「看護師編集者のゆる日記」で詳しく解説します。