HANAの『My Body』に出会って思うこと。
突然ですが、皆さん推しはいますか?
今日は私の数ある推しのひとつをご紹介させてください。
その名も、HANA!
言わずもがな、ブームという言葉ではすまされないほど、ご存知の方は多いでしょう。アーティストのちゃんみながプロデュースをしているグループで、オーディション番組も人気でした。
新曲が出るたびに、聴きまくり、私なりの推し活をしていたのですが、『My Body』という曲に出会って、これは包括的性教育のからだの権利の歌だ!と強く思い、あの日の興奮を今でも忘れることはできません。
私が日々活動している 「SRHR(性と生殖に関する健康と権利)」の、最も根幹にあるメッセージを、驚くほどストレートに、そして優しく伝えてくれているのです。
初めて聞いた時に、からだ全身に衝撃が走りました。
それ以来、もう毎日のように聴いています。
特に私が感動したのは、「わたしの身体はわたしだけのものなんだよ」、「最高なんだよ」という強いメッセージです。
君のためじゃない my body
Even if you were my sweet honey
君のためじゃない my body
It’s my body it’s my body yeah yeah
この歌詞!
そう、あなたのためじゃないの、このからだはわたしのものなの!
曲を聴けば聴くほど、わたしはわたしでいいんだと、寄り添ってもらえるような曲です。
私たちは生きていく中で、誰かに容姿や体型を評価されたり、「〇〇すべき」といった社会の無意識のルールに、自分の身体や生き方を縛られそうになったりします。
私も、気づかないうちに他者の目や期待を気にして、本来の自分ではない姿で過ごそうとしてしまい、心がざわつくことがつくづくあります。
けれど、この歌は、そんな外からの声やプレッシャーを、やわらかく、しかし明確に跳ね返してくれていると思います。
「自分の心と体の持ち主は自分自身であり、どう扱うかを自分で決められる権利」という、大切な人権の学びにも繋がっています。
音楽がただただ寄り添い、「そのままでいいんだよ」と肯定してくれる。
自分の身体を大切に扱うこと、自分の「NO」を大切にすることは、わがままなんかではないのだと、何度も私に語りかけてくれます。
このメッセージが、一人でも多くの子どもたちや大人たちに届くことを願っています。
私もこの曲に励まされながら、ウェルビーイングな毎日を続けるため、啓発活動を頑張っていこうと思います!