無意識なジェンダーバイアス
ある日、夫と一緒に買い物に行った時のことです。
指輪を買おうと思い、お店でデザインを選んでいたら、店員さんにこう言われました。
「女性は水回りのことをされるので、こういったデザインなら痛みにくいと思いますよ。」
この言葉を聞いて、モヤモヤとした私はすかさず、「水回りは夫の方がするので〜。」と返しました。
そう話すと、店員さんは「そうなんですか。いいですね。」と返されました。
返しにもまたモヤモヤする私。
そもそも、水回り＝女性の役割ではないですし、水回りのことを男性がするから良しと返されるのも、女性への役回りの押し付けです。
こういったシチュエーションに初めて遭遇したわけではありません。
先日、公式Instagramでも取り上げたのですが、私たちの生活の中で、無意識に発言してしまっているジェンダーバイアスの押し付けはたくさんあります。
https://www.instagram.com/p/C9bSS2szWZ7/?img_index=1
私たちが今まで生きてきた中で、ジェンダーバイアスの押し付けをされて嫌な思いをたくさんしてきたにも関わらず、それを自分の子どもたちや周りの人にしてしまっていることは、とてもせつないですよね……。
日々、自分自身の発言を振り返り、
話すことを躊躇せず、
もしジェンダーロールを押し付けてしまったら、その事実を振り返り、反省し、どうすれば良かったのか周りの人とブラッシュアップしながら、
自分自身を洗練していきたいと思います。