6月28日(月)【成人看護学実習Ⅲ②】
実習が始まり受け持ち患者さんへの介入を行っていきました。
最初は、運動性失語(脳のブローカ野が障害されて、話していることは理解できるが話そうと思う言葉が中々出てこない)によって会話をするのが困難なため、コミュニケーションを取るとき、クローズドクエスチョンを用いました。
クローズドクエスチョンは、答えるときに短文で答えられるよう、Yes・Noなど一、二語文で答えられる質問の仕方をすることです。
しかし、いざ寒くないですか?、大きいクッション必要ですか?と質問をしてみても、首を横に振ったり、頷いたりで発語があまり促せませんでした。
脳血管疾患に罹患した患者さんのリハビリは、とにかく発語をしていくことが良しとされています。
そこで、私はクローズドクエスチョンから選択的質問に切り替えて発語を促しました。
さらにただ質問攻めにするのではなく、自分自身の話をしていくことで関係性を構築していこう思ったのです。
すると、少しずつ発語が増えていっただけでなく、なんと患者さんが笑顔でお話される姿も見られるようになったのです。
【実習中はほぼ家事をしない私。いつもか(笑)こうやって美味しいお弁当があるだけで、乗り切れたりするんですよね。夫さんいつもありがとうございます。】