3月15日(月)【『おっぱいエール』を読んで】
春休みに学校の図書室で借りることができる冊数、マックス6冊借りてきました。
読み切れるか分からないのに。こういうときにでしゃばる私です。
その中の一冊が『おっぱいエール』、著書・本山聖子さんの本です。
肩書にもあるのですが、27歳の時に乳がんに罹患されたそうです。
タイトルにもおっぱいとあるので想像つきますが、乳がんに罹患した女性の小説です。
私は、本を読むときは夫や子どもが寝た後にリビングで読んだり、電車の移動時に読んだりするのですが、正直外で読むのは憚るほど涙が止まりませんでした。
私自身、悲しい時に涙が出るというよりは、自分自身の考えや感情をコントロールするときに自然と涙が出ます。
かなりの頻度で出ます。
悲しいから出るというよりは、共感したり、何かを新しく知ることができたり、苦しかったり、自分の想いを改めて痛感したりと、本当にいろんな感情によって、自然と涙が出ます。
なので、電車の中でも読みながら涙していました。
その涙の分だけ、読後、この本に出合えてよかったという気持ちが身体全体に、じわっと溢れてきました。
読みながら自分が出会ってきた様々な顔が思い浮かびました。
同時に、自分の背中をそっと後押ししてくれるようなあたたかい気持ちに包まれました。
【SNSで読んでみたいと思った本をスクリーンショットして読みたいものリストにまとめているのですが、気付いたら100冊以上になっていました。全部読める日は果たしていつになることやら……。】