11月4日(水)【緩和の授業①】
2年生になって新しく始まった授業があります。
それは「緩和」です。
緩和ケアについて、WHOでは2002年に下記のように定義しています。
~緩和ケアとは、生命を脅かす病に関連する問題に直面している患者とその家族のクオリティ・オブ・ライフ(QOL:生活の質)を、痛みやその他の身体的・心理社会的・スピリチュアルな問題を早期に見出し的確に評価を行い対応することで、苦痛を予防し和らげることを通して向上させるアプローチである。~
緩和の授業では、いろいろなことを学びます。
患者さんのことを、身体面、精神面、社会面、そしてスピリチュアル面の4側面から見る必要があります。
日本語でスピリチュアルという言葉を直訳すると、精神的な、霊的なという意味がありますが、実際に緩和での思考では、その人自身がもつ目に見えない力だったり、つながろうとしている気持ちだったりを強みとして情報収集してアセスメントしていきます。
この緩和の授業の中で、看護に道をさらに究めようとさらに思うことになったのです。
【図書室で借りてきたこの本。死と向き合うことが必然となる職種だからこそ、自分のバイブルとなりそうです。】