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6月19日(金)【疑問を持つこと】

私は高校生の頃から編集者になりたくて、大学生の時にマスコミ塾に入りました。

マスコミ塾とは、新聞社や雑誌社への採用試験で必要な作文を添削してくれる場所です。

とはいえ、実態はOGOBと飲んだくれては、自分たちの展望について語り合う最高の場です。

添削してくれる先生は元々新聞記者でした。添削してくださった作文はA +、A −、B +、B−、C +、C−で評価されていました。

周りの友人がA+やA−を取っていく中、私は中々Aが書けずにいました。もちろんAを取ること自体そう簡単なことではないですが、私は塾にいた期間A−を一度しか取ることが出来ず、編集者になれるのか、先輩たちと飲んで大口を叩いているくせして、不安でした。

しかし、何かの機会で先生と話していた時、うまく書こうとするのではなく、この気持ちを忘れてはいけないのだと思ったことがあります。

「全てのことに疑問を持ちなさい。電車に乗っていたら、あの女性は社内でなぜ化粧をしているのか、あの男性はなぜ隣に迷惑になるような脚の組み方をして座っているのか、その人の性格や生活環境に疑問を持ち、それを伝えなさい」

今この言葉を思い出すと、看護にも近しいところがあるのではと思いました。

目の前に見えた事実だけでなく、その人の背景にまで寄り添うことが大事だからこそ。

ただ、今の私にはこの言葉の真髄を思い出し、とりあえず行動することが大事だと思いました。

目の前にある言葉に疑問を持ち、調べ、学ぶこと。

【家族3人で公園へ。たまにはこういう時間も大事。】