12月17日(火)【薬剤師が教える 薬局の選び方vol.2「薬局の明細書、見ていますか?」】
こんにちは。薬剤師ライターのもっちゃんです。
今日は薬局ごとに違うお会計のからくりについて紹介していきましょう(^^♪
薬局でもらう「紙類」について重要なポイントをお伝えします。
薬局で貰う「紙類」は、次の4点。
- 薬情(お薬の写真つき説明書)
- 薬袋(お薬を入れる袋)
- 領収証(お会計の総額を記載)
- 明細書(保険調剤の点数計算内訳)
この中で、ほとんど見られていないものがあります。それが明細書。
実はココに、
☑その薬局が高い薬局かどうか、
☑その薬局があなたにあっているサービスを持ち合わせているかどうか、
書いてあります。薬情でも領収証でもない、見ておくべき紙類は「明細書」だってことご存知でしたか?
昔は、この明細書は義務ではありませんでしたが、
今は患者様からお断りの申し出がない限り、
必ず渡す決まりになっています。
お会計がない子どもや公費負担の方も、必ず渡されるものです。
子どもだって、いずれはお会計が発生するようになりますし、
そもそもサービスに違いがあると分かったら、
薬局を選びたいですよね。
この明細書には、どうやってその処方箋におけるお会計が決定したのか、
細かく内訳が書いてあります。
「内訳なんて見ても意味わからないよ」…そう思われるのは当然です。
では次回は薬局のお会計からくりをひも解いていきたいと思います。