12月11日(水)【看護と介護の違い】
突然ですが、わたくし、高齢者施設で介護のアルバイトを始めました。
週一の応募で合格し、介護業界は本当に人手不足なのだということを痛感しました。
とはいえ、老人看護学で介護保険や老人ホームの種類を勉強し始めたり、夫の兄夫婦が介護職なこともあり、様々な事前情報は入っていたつもりでした。
介護の大変さは言わずとも知れたものだと…。
しかし、実際は想像以上のものでした。
簡単に言うと、改めて看護と介護の違いを痛感したのです。
私たちが看護師となって接する患者さんは何かしらの疾患を抱える方々です。しかし、様々な高齢者施設で接する入居者さんはADL状態がある程度確立されている方もいらっしゃいます。中には、要介護度が重い方も数名いらっしゃいます。
違いを感じた一番の点は、私たちが学校で学んでいる、感染防止対策や羞恥心への配慮、個別性に富んだケアの仕方などの対応が少ないと思ったことです。疾患を抱えていないというだけでここまで対応の違いが出るものなのでしょうか。
看護職もそうですが、介護職も人手不足。その人手不足からか負のスパイラルを生んでいると思われる点を就業中ながらも客観的に観察してしまった私です。
とはいえ、実際の援助はまだしたことないので、これから行う自分のケアがどれほど入居者さんの援助をお手伝い出来るか少し不安です。
とにかく、私らしく、少しずつ覚えながら前へ進んでいこうと思います。
【写真は休みの日に子どもを預けて勉強した日のお供であるコーヒー。週末や祝日の外での勉強時間は本当に貴重です。】