11月15日(金)【実習を終えて】
初めての実習を終えて、改めて思ったこと。
それは、“看護”の奥深さです。
実習に行く前の私には、実習を楽しもうという想いは微塵もありませんでした。
なぜなら、自分のケアのせいで患者さんを危険にさらしてしまうのではと考えていたからです。
だからこそ、練習しても練習してもしたりない。
しまいには、頑張ろうというやる気に満ちた想いが雰囲気に出てしまって、患者さんが気負いしてしまうかもしれないから気を付けてと注意されたほどです。
安全安楽に関するケアの方法や、そのための基準はしっかり叩き込んだとしても、患者さんを目の前にしたとき、その患者さんの個別性に富んだ援助ができるかどうかはわたし次第なのです。
だからこそ、実習の中で楽しさを感じる場面はありませんでした。
しかし、
この世界に同じ人は二人いないからこそ、目の前の患者さんの個別性を見出した看護ケアを実践していくために、常に学び続けることの必要性があるのだと改めて知ることができました。
そして、
自分が行った看護援助によって、患者さんが喜んでくださったことは何よりもうれしいことでした。(援助を行うBeforeと、Afterで患者さんの身体の変化がないか測定した上です)
今回の実習はあくまでもコミュニケーションがメインです。
今後は、カルテを見たり、看護師のバイブルであるような看護過程も応用していきます。
この自分の想いを大切にし、より前へ進んでいけるよう頑張ろうと胸に誓ったのです。