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11月6日(水)【正しく理解し正しく使う】

私たちが普段当たり前のように使っている「健康」という言葉。

この言葉の真の意味についての問いが、この前テストに出ました。

WHO(世界保健機関)が1946年に発表した健康の定義。

「健康とは、身体的にも、精神的にも、社会的にも よく調和のとれた状態にあることをいう。単に疾病がないとか病弱でないといいことではない。」ということ。

単に病気か、病気ではないという意味ではなく、病気をかかえていても、その人らしく心のゆとりがあり、病気になった上でそれ以上悪い状態にならないようにセルフケアしながら生活し、社会的にも様々な苦悩を深く感じることなくコントロールして過ごせていたら、その人は健康の定義に当てはまるのです。

あとにも先にも健康の定義はこれのみ。”完全な状態”ではなく、”よく調和のとれた状態”とあえて和訳した文章ですが、私はこの訳され方がとても大好きです。

今まで、「健康のための〇〇」、「〇〇したら健康に」なんて、言葉を仕事で使用したり、生活していてもテレビやら、雑誌やらでよく目にするこの言葉。

私は看護の道に入って、勉強しているからのそ、言葉の意味をきちんと理解した上で正しく使っていかなければならないのだなと改めて思ったのでした。