11月1日(金)【多様性】
今日から11月。
あと二ヶ月で一年が終わるなんて。早いような、遅いような。
ある授業で、「育児不安」について意見を出し合おうと、周りの子と集まって話し合う時間がありました。
私と社会人学生の女の子と男の子の3人と、現役生2人の女の子がおり、社会人から現役生へ「どう?結婚したい?子ども欲しい?」と開口一番に聞いたのです。
すると、その2人は、「特に結婚したいとは思わない」、「子どもも特に欲しいとは思わない」と言い、「結婚のいいところは何ですか?」と逆質問されたのです。
さあ、答えよう。考えろ、私。現役生が結婚したいと思えるようなことを、言うんだ!
大好きな人とずっと一緒にいることができるよ!(事実婚でも一緒にいられるな)
愛する人との間に子どもを作ることができるよ!(別に結婚しなくてもできるな)
あれ、結婚する良さを伝えられない!!!
そんな、結婚してよかったと伝えられないなんて。夫さん、愛していますよ、あなたと結婚して、今こんなふうに生活できていること、日々感謝しております!
とはいえ、今は本当に多様性に溢れる時代。結婚しなければならないということは決してないからこそ、そもそも私たちの現役生に対するクローズドクエスチョンも良くなかったなあと今になって思うのです。
そして、家に帰り、この一部始終を夫に話すと、
「結婚は責任というか、けじめなんじゃないの?もし子どもができた時に、結婚せずにどっちかの姓を名乗らせていたとしたら、もう片方はいつでも離れられるという意識ができてしまうと思うんだよね。」
はい、私の夫はとても真面目な方でした。
夫の話はそうだよねと流しつつ(自分から話しといて流すな!)いろんな考えがあるからこそ、授業でいろんな意見に出会えるのはとても楽しいなと思う月初なのでした。