
『子どものカラダとココロを守るために〜二次性徴に備えて正しい知識を身につける〜』
先日、横浜市泉区にある音楽スペース「おとむすび」にて、障がいを持つお子さんの保護者やケアするスタッフの方々を対象に『子どものカラダとココロを守るために〜二次性徴に備えて正しい知識を身につける〜』と題したお話し会を実施いたしました。

おとむすびでお話し会の様子。包括的性教育とは何かを説明しています。
お話し会の前に事前に質問を募集したのですが、「子どもに月経についてどのように話したら良いかわからない」、「眠りが浅いときや、人前でもパンツに手を入れてしまう。注意するけど、どのように声掛けをしたら良いか」、「愛情表現としてのハグやキスは家族間ではいつまでOKか」など幅広く質問をいただきました。
お話し会の前半は包括的セクシュアリティ教育とは何かについてお話しいたしました。学生時代に性教育を学んでこなかった私たち世代に一番伝えたいことは、性教育は人権であり、誰しも学ぶ権利があるということです。
そして、私が日頃お話し会を実施する際に参考にしているYouTube3つを見ていただきました。
この3つの動画は何度見ても、私自身、お守りのように何度も繰り返し見ている動画です。
動画を見た後は、私自身が子ども達と接する上で、気をつけている5箇条をお伝えさせていただきました。とっても些細なことなのですけど、「嘘を付かない」、「子どもの気持ちを素直に受け取る」など、とても大事にしている5つを具体的にお話ししました。
後半は、参加してくださった皆さんと”ここからカルタ”で遊びました。
ここからカルタの情報はコチラ
https://www.godo-shuppan.co.jp/book/b605656.html
ココロ、カラダの大切さ、人権、人との関わりを学ぶことのできるカルタですが、気になるイラストを一人ひとり選んでいただき、それがどのような内容にフォーカスしたものなのかを皆さんで楽しく話し合いました。
最後のフリーの質疑応答では、事前にいただいた質問についてお答えするだけでなく、参加者の皆さんの子どもたちに対する熱い思いを話し合うとても有意義な時間でした。
お話し会後にアンケートに答えていただいたのですが、参加者のお一人が「性教育は専門家だけがするものじゃない」と記してくださり、井戸端会議のように性教育について、あーでもないこーでもないと話し合える場を作りたいと思っていた私にとって、とてもうれしい内容でした。
2回目3回目と開催できるよう私自身、より知識を深めていきたいと思います。
参加してくださったみなさま、本当にありがとうございました。