いい友達、わるい友達って??
先日、子どもと同級生のお母さんとお話ししていたときのこと。
学童に呼び出されたり、電話をもらったりして、普段の子どもの様子について注意されることが多いということがお互いにあり、悩みを話し合いました。
具体的な内容としては、友達を煽ったり(煽るというのは最近よく聞く言葉です)、友達と言い合いになった際に良くない言葉を使ったり、特定の友達を仲間はずれにするような行動を取ったりなど、様々です。
学童の先生に呼び出された後、家に帰り、子どもにどうしてそのような行動や言葉を発したのか、話しますが、友達に〇〇されたのが嫌だったから、先生の言い方にムカついたから、楽しそうだったから、などその時々でいろいろな理由があります。
どんな理由だったとしても、自分が同じようなことをされたら、どう思うかを聞くと、自分がしたことと同じことをされたら嫌だと本人は言うのです。
だったら、そんなことしない方がいいと話しますが、本人はそうだね、気を付けると言うものの、また同じ場に遭遇したりします。
こういう場ではどのように話していくのが正解なのかいつも疑問に思います。
そもそも、正解を求めてしまうことが親として良くないことなのかもしれませんが。
ふと、私自身が、日々学び続けている「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」を日本語訳をして、教科書のようにまとめてある『SEXOLOGY 性を学ぶセクソロジー』というサイトがあるのですが、その中で、キーコンセプト1:関係性の中の、友情・愛情・恋愛関係というパートでは、5〜8歳では、「友情とは、信頼、共有、尊敬、共感、連帯に基づくもの」と書かれていました。
言葉だけ見ると難しいですが、これらの内容を私ナイズして、子どもたちに伝えていけたらと思います。
国際セクシュアリティ教育ガイダンスは、家族や友達などの関係性についても学ぶことができるのです。
改めて、人権教育の指針となる国際セクシュアリティ教育ガイダンスをもっともっと知っていきたいなと思いました。