8月11日(水)【恩師①】
私の恩師が先日亡くなりました。
恩師と言っても、大学時代の教授でも、高校時代の担任でもありません。
その恩師は、あるマスコミ塾の開設者であり、マスコミ志望の大学生たちの作文を添削してくださる先生でした。
大学に入るために上京し、大学二年生の時にそのマスコミ塾へ入塾しました。
当時、マスコミ関係の会社は大学三年生の終わりごろから就職活動が始まっていました。
ですので、大体そのマスコミ塾に入塾するのは三年生になってからの人が多いのに、早く入塾した私に早すぎると言いながらも、作文を見てくださった先生。
作文添削と言えども、実際のところは好きな時間に来て、同じマスコミ志望の仲間同士、食べたり飲んだりしながら、あーでもないこーでもないと語り合う場所でした。
とはいえ、先生は塾生が書いた作文をA~C、それぞれ+-を付けて評価します。
私は出版社のファッション誌志望として、入塾し、飲んだくれながら、たまーに作文を書いては万年B+やB-評価でも焦ることなく、みんなと飲んだくれたり、合宿に行ったりする日々をただただ楽しんでいました。