7月26日(月)【『マンガ認知症のある人って、なぜ、よく怒られるんだろう?』を読んで】
学校の図書室で借りた、『マンガ認知症のある人って、なぜ、よく怒られるんだろう?』を読みました。
認知症がありながらも生活する方々にフォーカスした日常生活についてマンガで書かれたものです。
絵のタッチもやわらかく、マンガなのでサクサクと読み進められます。
認知症って看護学生になるまで、急に怒鳴られたり、叩かれたりするのではと、ただただ怖いという漠然としたイメージがありました。
この本を読んで、認知症の方々の一つ一つの行動や言葉には、多くの環境因子が関係していることを改めて思いました。
老いた人たちの今まで歩んできた人生や、思い、信念などを知ろうと歩み寄ることで、その言動の背景を知ることができるのかもしれません。
【看護実習で実際に認知症の方とお話しすることで、その方たちの生き抜いてきた思いを伺うことが多いです。主症状から話したことをすぐに忘れてしまう方もいるので、何度も思いを込めて話される姿に心しみいるのでした。】