6月23日(水)【成人看護学実習Ⅲ①】
ついに始まってしまいました。
病棟実習が……。
医療従事者枠として、看護学生もワクチン2回摂取を早々にさせていただいたことで、病院実習の受け入れを許可されたのです。
私たちが病棟実習に行くのは、なんと約7カ月ぶりです。
患者さんを受け持たせていただくのも、清拭するのも、陰部洗浄するのも、入浴介助するのも7カ月ぶりなのです。
そんな状況下で実習に行くもんですから、不安しかありません。
そして、今回私が行く実習分野は成人看護学実習Ⅲの緩和実習です。
私が行く病棟は脳神経、耳鼻咽喉科が併設されていました。
脳疾患や口腔底がん、舌癌などの患者さんのいる病棟です。
いざ、実習に行き、受け持ちの患者さんが決まると私の不安はさらに倍増したのです。
今回受け持たせていただいた患者さんは、脳出血を罹患し、後遺症によって麻痺があり、コミュニケーションがほぼ取れない患者さんだったのです。
首の頷きや、横に振ることでコミュニケーションを取る患者さんを受け持つのは初めてです。
患者さんとコミュニケーションありきの実習をしてきた私にとって、前途多難な始まりとなりました。
【ビールはしばらくお預けですね……。せめて花金に……。】