6月21日(月)【グレードアップする校内実習②】
ハイリスク看護の校内実習本番です。
グループ分けされて、担当の指導教員に挨拶し、いざ始まります。
注射器でアンプルから薬液を吸い上げて、薬剤にミキシング。
その途中途中に3回ルールといって、薬剤を取り出すとき、薬剤を注入するとき、注入し終えたときに、①正しい薬か、②正しい患者か、③正しい時間か、④正しい量か、⑤正しい投与経路か、⑥正しい目的かを確認しなければなりません。
私たち、注射器に慣れていなさ過ぎて、この3回ルールを行って、薬剤の準備をするだけでもとっても時間がかかってしまいます。
今回のハイリスク看護の実際は、そのあとに起こることが重要なのです。
例えば、薬剤用意し終えて、いざ患者さんのところに向かったら、投薬予定の患者さんではない別の患者さんに呼ばれてしまったときに、看護師としてどのように対応するか。
はたまた、ドクターから「○○さんに△△を入れといて」とざっくりな口頭指示をもらったときに、どのように対応するのがベストか、などです。
注射器を触るのも約1年ぶりで、中々、授業のキモとなる部分に辿り着かない私たち。
試行錯誤して、校内実習を終えるも、過去最低のできですと先生に酷評され、夏休み前最後の校内実習を終えるのでした。
【酷評されてただ終えるわけにはいかない私たち。先生も不安に思ったのか、授業のない空き時間に、再度注射器の練習をさせてもらいました。病院実習で実際に投薬することはないけれども、練習するに越したことはありません。】