1月27日(水)【恋のキューピット】
私と夫はとある立ち飲み屋で出会い、私が初対面で声をかけたことがきっかけで付き合いが始まりました。
付き合い、結婚し、今に至ります。
そのお店のマスターが私たちのキューピットです。
付き合う前、何度も何度もマスターには相談に乗ってもらいました。
マスターは女性なのですが、脳の病気で、私たちが結婚して、数年後に亡くなってしまいました。
病院へは何度か伺いました。
マスターから病名をはっきりと教えてもらえず、脳のがんと本人は言っていました。
病院へ行ったとき、今なら、もっと違うように話せたのになあと思うことがあります。
純粋にもっと寄り添える話をしたかったのです。
当時の私はただ自分達の近況を話したり、変に病気に触れない話題を作って話したりしていました。
タラればですが、その時はそれで良かったのかもしれません。
もうすぐマスターの誕生日です。
毎年、マスターの代わりにマスターのお母さんに連絡して近況を報告し合います。
【マスターのお店ではほぼ毎日と言っていいほど、夫と入り浸っていました。献杯。】