12月23日(水)【ピンクリボンセミナー】
先日、前職でお知り合いになった方が主催するピンクリボンのオンラインセミナーに参加してきました。
セミナーは、自身でのセルフチェック方法や、検査方法など乳がんにまつわる様々な情報をドクターへの取材を基に進行していきました。
中でも特に気になったのが、間違った情報を信じてしまう人たちが多いということ。
正しい知識を知ることなく治療に入ってしまったり、ドクターの言っていることがよく分からないまま治療をスタートしてしまったりする人たちがいるそうです。
ネットで乳がんと検索すれば、それはそれはたくさんの情報を知ることができます。
それらは、根拠に基づいた正しい情報なのでしょうか。
さらに、それらの情報が例え医師監修の記事だったとしても、あくまでもその先生が考える情報が少なからず入っているかもしれません。
100人100通りの考えがあるように、情報を知ろうとしているその人にあった情報やケアの仕方があるのに、それらを届けることの難しさを知りました。
自分や自分の大切な人がもし癌になったら、私も看護学生としていろいろなことを勉強しているのに、きっとネットの情報を見て、ぬか喜びしたり、落ち込んだりしてしまうと思います。
ネットの情報がダメという訳ではないのですが……。
自分が抱える不安をそのままにせず、医療従事者に伝えることが大切だと思います。
もちろん不安を抱えたままにしないよう、医療従事者が観察して、メンタルケアをしていくことも必要だと思います。
【私の通学用のリュックには、常にこのピンクリボンバッチがついています。目にした人が少しでも自分の身体について考える時間が増えますように。】