7月27日(月)【言葉の重み】
実習で受け持たせていただく患者さんから毎回言われることがあります。
それは、「素直」でいることはとても大切だということ。
この言葉は今まで学んできた実習全てにおいて、必ず言われてきました。
年齢も、性別も、育ってきた環境、性格など、背景は皆さん違います。
それなのに、皆さん素直が大事だというのです。
最初の患者さんは言いました。
「あんたは素直だ。その素直さを忘れちゃいけないよ。」と。
次の患者さんは言いました。
「みんな大人になるとずる賢くなるもんだ。成長するのには素直なのが一番よ。」と。
そして次の患者さんも言いました。
「人間、素直が一番だ。おごっちゃいけねえ。」と。
これらの言葉は私の心にずしりと響いています。
人として、成長し続けたいと思っている私は、素直さを忘れてはいけない。
今まで自分の強みは明るいことや、笑顔がいいとしか思ってこれなかった私には、受け持たせていただいた患者さんの言葉によって、「素直であること」を付け加えることが出来たのです。
素直が大切と教えてくださった患者さんの想いを大切に、素直であり続けます。
【実習中、ナースウォッチを無くすという事態に陥りました。患者さんのお部屋に置きっぱなしにしていたら、間違いなくインシデントレポートです。しかし、ナースウォッチが見つかった場所は自宅の洗濯機の中に放り込まれたユニフォームのポケット中。このおっちょこちょいの性格どうにかしたい。】