5月15日(金)【感染拡大の副作用】
こんにちは。小児科・産婦人科看護師のヤゴメです。
「オンライン婚活で私、結婚できると思う?」
私の友人はいま、出会いから結婚までのすべてをオンラインで行おうと模索中です。新型コロナウイルスの影響が長期化しそうで、ちょっと焦っているらしいのです。
こんなふうに、感染拡大の影響が思わぬところに現れるようになりました。例えば、ことしの4月は例年よりも自殺者が2割近く減ったそうです。休校や在宅勤務が広く行われた結果とみる人が多いようす。感染症の流行で心の健康が守られる。なんて皮肉なことでしょう。
感染拡大による環境の変化は、私たち一人ひとりの健康に影響を与えているのでしょう。でもどんな影響を受けているかを意識するのは、意外と難しいもの。そういえば、先日読んだ本に面白いことが書いてありました。
理想の健康像を100点としたら、いまの状態はいくつですか?不足する点数を「カラダ」「ココロ」「キズナ」に配点したら、それぞれいくつになりますか?
たしかに、この方法なら簡単に自分の健康と向き合えそうです。
私の場合は夫の在宅勤務の影響で、キズナの点数が下がった気がします。なぜなら、彼のワーカーホリックに拍車がかかったから。結婚当初はそれも魅力だったけれど、いまの私の口癖は「会話が足りない」。結婚ってやっぱり、ゴールではなくて通過点なのでしょう。