11月28日(木)【5歳から考える健康】
あるプロジェクトのために読んでいる『国際セクシャリティ教育ガイダンス』というユネスコが編集した資料。
まさにそのタイトルのとおりセクシャリティを教育するための基準なのですが、驚くのがセクシャリティについての教育を始めるのが5歳となっているのです。
5歳!? いったい何を教えるのかというと、家族の役割であったり、しっかり「はい」「いいえ」を伝えることで自分のプライバシーが守られる……など、生きていくうえで基本的なことではあるけれど、いままで誰も言語化して教えてくれなかったのではないかということばかり。
「人間関係」「価値観、態度、スキル」「文化、社会、人権」「人間の発達」「性的行動」「性と生殖に関する健康」という6つのジャンルから構成させています。
いったいこれをどう見せたら子どもたちにうまく伝えられるのか。きっとこの概念を子どもたちに根付かせたら、いろんな人がもっと生きやすくなり、多様性を受け入れられる世の中になるはず…。そう思うと力が入るばかりで、思うようにコンテンツが制作できず、もう少し悩みます。