11月13日(水)【実習②】
さて、コミュニケーションの次に私が実習中に大変だと目の当たりにしたこと。
それは、報連相についてです。
え、そんなのが大変なの?と思ったそこのあなた!
そうなのです。私も何年もやってきた報連相がこんなに大変だなんて微塵も思っていませんでした。
なぜなら、人の命や症状が関わっているからこそ、少しの間違いも許されないし、何より病棟で働くすべての人が人対人の中で働いているからこそ、伝え方に自分の主観が入っていないか、正しい情報を時系列に沿って、優先順位をつけて伝えられているかなど、たくさんの注意点が出てくるのです。
さらに、患者さんの主訴だけを目の当たりにすることなく、患者さんの生活が安全安楽を覆していないか。生活に支障をきたしていないか。あらゆる角度から患者さんの個別性を見て、チームにて必要事項を共有する必要があります。
チームプレー。
病棟で活躍しているのは、薬剤師、栄養士、理学療法士、作業療法士など数ある職種がチームプレーで動いてます。
だからこそ、報連相を的確に実施することがの難しさを目の当たりにしたのです。
最初からできる人はそりゃいないとは思いますが、全てにおいて、学びに直結し、自分自身が一歩ずつ前へ進めているという意識は実習中には感じられることができませんでした。
初めての実習期間を終えて、私が何よりも思ったこと。
それは、担当させていただいた患者さんへの感謝。
そして、何より日々の座学が何よりも大事だということです。
あらゆる場面で、座学で聞いたことのある単語が飛び交っていました。しかし、自分の知識不足からわからないことが多い。患者さんの個別性を目の前に、患者さんの安全安楽を第一優先に考えるために、まず頼ることができるのは、私たちが日々学校の座学で学習しているあらゆる知識と根拠についてなのです。
記録が多く、睡眠時間も短く、常に張りつめている実習期間を少しでもポジティブに実施できるよう、今から授業への姿勢に身が引き締まるわたしなのでした。