9月25日(水)【エビデンスに溢れている】
後期の授業はより専門的な科目ばかりです。
呼吸器、消化器、泌尿器、成人看護、母性看護、老年看護、薬理学、小児看護などなど・・・。
新しいことを学べることが楽しくてしょうがない私なのですが、同時にやってくる、授業中の先生の問いかけが分からない、分からないの繰り返し。
そして他の子が先生の言ったことに「〇〇!」と答えるとただただ不安になるわたし。
不安になるならやれよ!覚えろよ!という声が聞こえてきそうですが、やれどもやれども追いつけず。そんな周りの子と比べてしまういつもの癖は置いといて…。
看護学校に通うことができて本当に良かったなと思ったこと。
それは
・こどもを授かり、日々親として、この子がお腹の中で動かなくなったらどうしよう、仕事に復帰できなかったらどうしようと不安や、胎動の確認でまるで会話をしているように感じる喜びなど、あらゆる感情に翻弄されて少しずつ母になっていっている自分に対して、夫の素っ気ない反応や、分かっていない適当な返事は、ただ夫がこどもに対して関心がないのではなく、 母として母子相互作用をもって子と絆を育んでいるのであり、夫の父親としての成長はエビデンスをもって証明されているということ。(こんなこと分かりそうなことだったのに、あの時喚き散らしてごめんよ、夫)
・こどもが産まれて病院でビタミンKシロップを子供に摂取させるのは、母乳に入っているビタミンK量が少なく、不足している状態で怪我をすると血が止まらなくなる状況を防ぐため
・小さい頃に青いシールをお尻の穴に押し当てた蟯虫検査の蟯虫は、肛門から出て一緒に寝ている人へも感染してしまうのだそう。排便とともに肛門に付着した卵は取れてしまうので、必ずトイレの前に検査をする
などなど、わたしが生きてきた中で疑問に思ったり、疑問にも思わなかったり、とにかく生きてきた中で出会った様々なことには理由があって、それらの理由は全て私たちの身体を基に調べられたことなのだということを、改めて感動しているわけです。
解剖生理学に基づいて、あらゆるメカニズムを深めている(はず)ことに感謝。