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6月24日(水)【私の場合②】

精神看護学の授業で、精神科医療のニーズについて学びました。

精神科医療の現在の治療の目的は「回復」であり、自分の生活を取り戻すことが大切になります。

その回復を支える病棟プログラムとして、SSTや、認知行動療法、対処ストラテジー増強法などがあります。

SSTとは、生活技能訓練とも呼ばれ、様々な困難を抱える人たちの自己対処能力を高め、自立を支援するために使用される方法です。

認知行動療法とは、出来事を主観的な捉え方(認知)を問題にし、変えていこうとすること。

対処ストラテジー増強法とは、症状対処法をシステマティックに用いることを伝える認知行動療法です。自動思考として、精神に障がいを持つ方は無意識に決めつけを行なってしまっており、これを認知のゆがみといいます。

認知のゆがみは、「全部か無かの思考」→LINEで連絡したのに無視された。うざいと思われたのかも。や、「誤った自己責任化」→あの人がインスタでつらいという投稿をしているのは私のせいだ。何かできたかもしれないのに。などの定義の10パターンがあります。

なんと、わたくし、その10パターンほぼ全てに当てはまるではないですか。

精神科におけるリハビリテーション療法や、回復を支えるためのプログラムも読めば読むほど、私自身に適用して欲しいと思うものばかり。

ひょっとしてひょっとすると受けられたりするのかなと、授業後先生の元へ質問に向かいました。

するとまさかの私だけでなく、他にも同じように考えるクラスメイトが先生の元へ向かったのでした。(みな社会人学生でした)

もちろん受診していないのでリハビリテーション療法等は受けられるわけなく、その代わりピアグループを作って話し合う場を設けることにしました。

授業後、先生の元へ向かったメンバーでLINEのグループ「認知のゆがみ」を作ったのです。

何かをするわけでもなく、各々が感じた日々の出来事に共感し合う内容。

共感できる人がいるだけでも私にとっては気持ちが救われるのです。

私たち、かなりこじらせているようです。

【現役生にはこじらせている子は少ないのでしょうか。私のお腹空いたのひと言に、これ食べなよ〜と恵んでくれる心優しいクラスメイトばかりです。】

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