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3月2日(月)【基礎看護学実習Ⅱ④】

実習を振り返っていくつかブログをアップしましたが、ひと言で振り返るとしたら、今回の実習は『深く自己分析をすることができた』実習でした。

今まで書いてきたように、看護過程の大変さ、援助の難しさ、実習を通して看護をする姿勢など、あらゆる切り口から学習することが出来ました。

しかし、それよりも、今回の実習では、私の援助に対する思考の方向性や、性格や今まで気付かなかった癖などが明確になりました。

例えば、午前と午後で指導してくださる看護師さんに対して、報告をするときです。自分がたててきたその日の実習目標に対して、達成できなかったこと、なぜ達成できなかったかを振り返ります。しかし、それだけでなく、目標以外に露わになった自分のダメな点について、これができなかった、あれができなかったと、不足点とそれらができるようにするためには、方法を共に報告していくのです。

指導者さんから言われたこととして、~~自分がダメな点を振り返ることのできる視野の広さがあるのは良い。けれども、ダメなところばかりに目がいってしまうと患者さんのケアをしていく上で、プラスにならない。できているところもあるからこそ、自分自身を評価しなければ成長につながらない。できた部分を活かして、できなかった部分ができるように自分自身の行動をアップデートしていかなければならない。~~

他にも、記録の書き方について。実習目標の振り返りを毎日実習後に書いていました。その日指導者さんから言われたことは全てメモしているからこそ、報告の時だけでなく、記録にも同じ内容を書き留め、自分自身が必要だと思った行動の振り返りや反省点、次回からどうすれば良いかを、書くスペースが足りなくなるほど書き綴るのです。しかし、実習終了後、記録は全て提出し、今後自分の手元に戻ってくることはありません。全て個人情報保護のため処分されます。それでも、書かないと気が済まないのです。周りの子よりも、記録の振り返りにかかる時間がかかったとしても……。

卒業するまでの実習で少しでもその振り返りが少なくなればいいなと思いながらも、きっとずっとこうやって振り返っている気もします……。

自己効力感が低いということや、馬鹿真面目さを改めて実感した実習でした。しかし、自己分析することができたからこそ、自分の考え方を活かして、よりよい援助に向けて邁進したいと振り返る私なのでした。

基礎看護学実習Ⅱ、本当に楽しかったです。毎日記録が多すぎて、寝れず、寝不足で何度もこむら返りが起きるほど、辛かった十日間ですが、メンバー、担当教員、指導者看護師さん、受け持ち患者さんに恵まれました。本当に本当にありがとうございました。

【後日、みんなで飲んだビールは格別でした。】