9月13日(金)【英才教育】
こんにちは。小児科・産婦人科看護師のヤゴメです。
先日、大学生の女の子とお茶をしたときのこと。イマドキ大学生の恋人事情に驚いちゃいました。
「彼氏にお願いされて生理日の記録を始めて、それを2人で共有している子、結構多いですよ」
だそうです。サラッと言っちゃうのだから、至極当然当たり前のことなのでしょう。私が大学生だったのは10年近く昔。彼氏に近づけるだけ近づいて、消えてしまいそうなくらい小さな声で生理中だと伝えることに、どれだけの勇気を振り絞っていたのだろう。この10年間で大学生の恋人事情に革命が起きていたようです。
これもきっとスマホが与えた産物なのだろうと思っていたら、この考察を大きく覆す大事件が!それは3歳の息子を持つ助産師の友人とランチをしたときのこと。
「調子悪そうにしていたら息子に『ママ、赤ちゃんのベッドが出てるんじゃない?』って言われちゃった」
3歳男児が生理中の女性を気遣うなんて高度なワザを繰り出すなんて、信じられない!ウチの30歳男児だってできないのに!
と思っていたら、実は息子がもっと小さいときから生理ついて教えているとのことでした。恐るべき、助産師の英才教育。
でも、イマドキ男児は生理の英才教育を受けるのがモテる男のたしなみなのかもしれないなんて思うのです。最近の映画のヒーローは筋肉ムキムキ天才的強運の持ち主よりも細マッチョ頭脳派秀才が増えた気がするし、そこから考えてもイマドキの女の子はグイグイ引っ張ってくれる人よりも、苦しいときにスマートに助けてくれる男性がお好みなのかも。
ウチの30歳男児は筋肉ムキムキ天才的強運の持ち主タイプ。そんな人を夫に選んだ私。時代に取り残されないように気をつけようと思うのでした。