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7月3日(金)【「月経と犯罪 女性犯罪論の真意を問う」 を読んでひとり言】

「月経と犯罪 女性犯罪論の真意を問う」著書は田中 ひかるさん

Twitterでフォローしている方が読んだという投稿を見て私も読んでみたいと思い買いました。

月経やPMSに興味を持っているからこそ、月経と犯罪がどう結びつくのか、そもそもなぜ結びつくのか、どういうことだろうと純粋に興味を持ちました。

月経がある女性が月経時のホルモンバランスの乱れによって犯罪を犯したり、自殺したりしてしまうと刑事・司法系の教科書に書かれていたこと。

また、月経と犯罪を結びつける研究が数多くされていたこと。

さらに、その背景には男女差もあるのかなと思いました。女性の研究者が著書の中ではあまり出てこなかったので。

〈月経のある人=犯罪者予備軍〉のように感じました。

このようにカテゴライズされた人たちが実際にいたという事実や、実際にあった具体的な刑事事件などについて、様々な文献などをもとに書かれていました。

私は、読んでいる中で、それらの事実について憤りを強く感じました。

その事実が、自分自身が月経やPMSについてもっとオープンに話せる場があればいいと思っていたり、もっと生きやすくありたいという自分の葛藤につながるのかなと。

PMSについては、そこまで多くは書かれていなかったのですが、イギリスのダルトン博士という方が、世界で初めてPMS治療院を作ったことが書かれていました。

一度だけでなく、何度も読み返してみて、自分自身の学びや経験と照らし合わせていきたいな。

他にも「生理用品の世界史」や「明治を生きた男装の女医 高橋瑞物語」などチェックしよう。

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